山形県内陸地方に伝わる漬物文化
壽屋のある東根市を始めとして、山形県内陸地方は「東の山形、西の京都」と言われるほど昔から漬物文化が独自に発達してきた地方です。漬物師範・横尾昭男は昭和五十二年からのおよそ二十年間、山形県内陸地方の漬物上手なおかあさん達を取材し、各家庭に伝わる漬物を伝授してもらいました。
壽屋の漬物は全てこのおかあさん方に教わったこの地方の土着の秘伝をもとに製造しています。お母さん方の工夫をヒントに商品化した物も数多くあります。各家庭での漬物の技法の伝授がなされなくなった近年ではありますが、今後も私が受け継いだ漬物の製造販売に取り組んでいくことが、この地方の伝統の味と技法を守っていくことと信じています。
「10℃以下で保存」の壽屋漬物の冷蔵扱いについて
壽屋の漬物の多くは「10℃以下で保存」を表示でもお願いしております。これは、食品添加物を一切使用せずに製造・販売しておりますので、15℃以上の所に長期間置いておくことにより発酵してしまう恐れがあるためです。発酵してしまいますと、真空状態の袋がぷっくりと膨らむ場合があります。 では、15℃以上の所にどれぐらい置いておけば発酵してしまうのか?と言いますと、その状況が様々ございますので、一概には申し上げられない状況です。とはいえ、気温29℃程度まででしたら、1日2日ほどの常温でのお持ち歩きなどは、全く問題のない範囲であると考えられます。品質が落ちるというような心配もございません。30℃もしくはそれ以上まで気温が上がるような場合で1日以上の持ち運びには、保冷剤などを一緒に入れて持ち運びいただければ安心でございますが、4~5時間程度の持ち運びでしたら、こちらも特に問題はない範囲であると思っております。
上記のような理由から、「10℃以下で保存」商品の発送は、4月中旬から10月19日ごろまではクール便で、それ以外の期間は通常便での発送とさせていただいております。なお、保存に関しましては、冷蔵庫内でお願いいたします。開封後はお早めにお召し上がりください。
「5℃以下で保存」の壽屋漬物の冷蔵扱いについて
おみ漬、青菜漬などの商品は「5℃以下で保存」を表示でもお願いしております。食品添加物を一切使用せずに製造・販売しておりますので、10℃以上の室内に長時間置いておくことにより、発酵してしまう恐れがあるためです。発酵してしまいますと、真空状態の袋がぷっくりと膨らんできます。では、10℃以上の所にどれぐらい置いておけば発酵してしまうのか?と言いますと、その状況が様々ございますので、一概には申し上げられない状況です。お持ち運びの際は、4〜5時間程度でしたら、温度の上がらない範囲で常温でも可能かと思われますが、暖房の効いた室内で数時間というような場合には、保冷剤などを一緒に入れて持ち運びいただければ安心でございます。上記のような理由からおいしく召し上がっていただくために、「10℃以下で保存」商品は、冬場でもクール便にて発送させていただいております。なお保存に関しましては冷蔵庫内でお願いいたします。開封後はお早めにお召し上がりください。