芳醇な甘みと酸味、とろける食感の茜姫
地元山形県産の節田梅を木の上で完熟させて、砂糖と本格醸造りんご酢で砂糖漬にしました。姿そのままの梅菓子です。袋から出してお召し上がりいただけます。お茶うけに、贈り物としてどうぞ。
茜姫漬け込みの動画を公開
茜姫になる節田梅の漬け込み作業が終了し、その製造工程の動画が完成いたしました。
これまで多くの方に「茜姫ってどうやって漬け込むの?」とご質問をいただておりましたが、真っ黄色に完熟した節田梅を丁寧に丁寧に漬け込んでいく作業風景、ごゆっくりご覧くださいませ!
壽屋の逸品「茜姫」
完熟梅を砂糖と本格醸造りんご酢で砂糖漬にしました。太陽の恵みを存分にいただいて完熟した梅の自然の良さを充分に引き出すために、食品添加物は一切使用せずに製造しました。完熟梅のとろける甘露とさわやかな風味をお楽しみください。
農林水産大臣賞受賞(平成18年第11回山形県漬物展示品評会 )
茜姫のお召し上がり方
茜姫は、袋より出してそのままお召し上がりいただけます。ご家庭でお茶うけに、また、贈り物としてご利用いただけます。
茜姫の冷蔵扱いについて
茜姫は「10℃以下で保存」を表示でもお願いしております。これは、15℃以上の所に長期間置いておくことにより発酵してしまう恐れがあるためです。発酵してしまいますと、個包装の袋がぷっくりと膨らみ、アルコールのにおいがします。
では、15℃以上の所にどれぐらい置いておけば発酵してしまうのか?と言いますと、その状況が様々ございますので、一概には申し上げられない状況です。とはいえ、気温29℃程度まででしたら、1日2日ほどの常温でのお持ち歩きなどは、全く問題のない範囲であると考えられます。品質が落ちるというような心配もございません。30℃もしくはそれ以上まで気温が上がるような場合で1日以上の持ち運びには、保冷剤などを一緒に入れて持ち運びいただければ安心でございますが、4~5時間程度の持ち運びでしたら、こちらも特に問題はない範囲であると思っております。発酵してしまいましても、アルコール発酵ですので、一旦袋から出して冷蔵庫で冷やし、発酵を落ち着かせれば、召し上がっていただくことも可能でございます。
上記のような理由から、茜姫の発送は、4月中旬から10月19日ごろまではクール便で、それ以外の期間は通常便での発送とさせていただいております。
なお、保存に関しましては、冷蔵庫内でお願いいたします。
茜姫 大きさと柔らかさの比較
極上 1粒の重さ:50g程度
特選大粒 1粒の重さ:40g程度
大粒 1粒の重さ:30g程度
ひとつぶ 1粒の重さ:20g程度
茜姫の1粒の重さ基準は、当店独自のものです。作柄や漬け上がりの状況により変更になる場合があります。ご了承ください。
茜姫をうむ、自然の力と繊細な手仕事。
果樹王国東根のさくらんぼとりんごの畑のかたすみでその昔から栽培されてきた節田梅。雪解け後の果樹園の中で真っ先にピンク色の花を咲かせます。開花から三ヶ月ほどで、お天とう様の恵みをたっぷり受けて丸々とした実が実ります。粒が大きいこと、皮がとても柔らかいことが特徴です。ぎりぎりまで樹の上で熟させて、黄色に色づいた所を収穫します。完熟し落ちる直前を見計らってのタイミングの勝負となるのが収穫作業です。
収穫されたものは、翌日には漬け込み作業に入ります。壽屋の漬物工場あげての大作業です。七月の猛暑の中、砂糖とりんご酢、ほんの少しの塩のみで丁寧に漬け込まれた茜姫は、八月九月十月とじっくりと時間を経て、漬け上がりの時を迎えます。漬け上がり後、茜姫は重さによって選別され、ひとつひとつ袋詰めされます。もちろん、全てが手仕事、繊細さが必要とされる作業です。自然の力と繊細な手仕事によって出来上がった茜姫。芳醇な甘みと酸味とともに、とろける食感をぜひご堪能ください。
梅の酸味は有機酸という生命活動には欠かせない酸で、食欲増進、胃腸の改善、肝機能の向上、疲労回復など様々な効果が期待されます。節田梅をまるごと丁寧に漬け込んで出来た茜姫。贈り物にぜひどうぞ。